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ボランティア体験レポート [富岡町]

学生ボランティア参加レポート
楢葉町・富岡町 取材ボランティア

写真:ならSUNフェス 鳥居の前でボランティアメンバーとの写真

こんにちは。法政大学の中野、東京理科大学の篠原です。

今回私達は、楢葉町と富岡町で取材ボランティアをしてきました。東日本大震災以降、被害にあった地域も徐々に復興が進んでいます。しかし、今も尚解決していない問題があります。それは、風評被害です。私たちは、被災のこと、当時の震災の話、地域の皆さんの思いなどの貴重なお話を取材してきました。私たちはこの取材を通して正しい知識をつけ、発信し、少しでも多くの人に今の楢葉町・富岡町を知ってほしいと思っています。

ならSUNフェス

まず私達は、楢葉町にある笑ふるタウンで取材を行いました。笑ふるタウンでは、「ならSUNフェス」というイベントをやっていて、活気あふれる町の様子を体感することができました。中には、このイベントに参加するためにお仕事の休みを取ったという人もいました。このイベントはもともと町の農林水産物が安心安全であることをPRするために開催されているそうです。特に、子供連れのお客さんが、信頼して安心してご飯を食べられると話していたのが印象的でした。新しく楢葉町に興味を持ってくれる人を増やすためにも、安全性のPRは重要だと思いました。

えびす講市

次に私達は、富岡町でえびす講市に参加しました。えびす講市は、震災以降7年間中止されていました。2017年に再開した、まさに復興のシンボルと言えるお祭りです。実際、主催者の方の話では「えびす講市を再開することで避難した人たちが富岡町に帰ってくる理由になってほしい。」と話していました。お祭りに参加している人の中には、東京からお祭りのために富岡に帰ってきたという方がいました。これまで町民の心の拠り所になっていたお祭りの復活は、確かな効果を発揮しています。復興の言葉が絶えないのは、人の数が震災前に比べて圧倒的に少ないからでしょう。

私達が見聞きしたことを伝え、えびす講市の再開・富岡の復興を広く知ってもらうことが私達の目的です。ぜひこの記事を読んで、富岡町を思ってくださる方がいればと思っています。

最後に

私は、今回初めて富岡町でボランティア活動を行いました。楢葉町では、復興の次のステージとして、いかに町を発展させるかに焦点が当てられています。町の魅力を増やし、旅行客や移住を希望する人にどんどん町に来てもらうために如何に工夫するかが求められています。そこで私達には、たくさんの人に今の福島を伝えることが求められています。大切なのは、実際に現地に行って学んだことをたくさんの人に知ってもらうことです。町ごとに復興の進み具合が違うこともその一つです。そして何よりも知ってもらいたいのが、楢葉町・富岡町に来てほしいという一心で様々な工夫を凝らしている人たちがいるということです。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一度訪れてみてください。(篠原)

私は、初めて取材ボランティアに参加しましたが、人と人との繋がりを大切にするお祭りなのだと感じました。お祭りを見ているととても活気があり、皆楽しんでいる様子でした。聞かなければ分からなかったことが現地に行き、取材をする中でこれからの課題や自分に何が今できることなのか考えさせられる今までにないボランティアでした。今回の取材活動では正しい情報を知り、自分でよく考え、行動することが大切だと感じました。これらは復興支援していくうえでも大切なことであると思います。情報のなかには知識不足から来る思い込みや誤解もあるのではないかと思います。私たちが正しい情報を得たり、福島県産の何かを買ったり、福島のお祭りに参加したり、旅行に出かけたりすることが復興支援につながると思います。現地に行ったのは2日間という短い間でしたが、とても充実した、考えさせられる、良い機会になりました。何度行っても毎回学ばせていただくことの多い福島県です。また、現地に行ったらどんな発見があるのか、大変楽しみです。(中野)

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