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ボランティア体験レポート [富岡町]

冬でも熱すぎる町、富岡

ならSUNフェス

到着早々、活気溢れる会場の中、中学生たちの一際元気な声が聞こえてきました。彼らは総合学習の一環で、全校生徒28人で模擬会社を作り、地元菓子店の協力のもと、特産品を使用した商品を企画・販売していました。こうした目的は、一度は離れ離れになった彼らが郷里に戻ってきて町と結束し、再び地域の元気を生み出すためにあります。学習の領域を超越し、一生懸命で逞しい姿を見て、彼らが町の元気の源になっていると思いました。

写真:ならSUNフェスの様子 1

えびす講市

えびす講市とは、五穀豊穣と商売繁盛を祈念し開催されていたお祭りです。震災で一時中断していましたが、2017年に再開しました。地元の人々が故郷を懐かしみ談笑する姿、子供たちが元気に走り回る声、活気ある屋台の数々を見て、富岡町の「熱」を感じることができました。実際に祭りに参加して、久しぶりに故郷を訪れたと話す女性は、「懐かしさ」や「富岡町ならではの人との繋がり」を実感しここに戻ってきたいと語ってくださいました。

写真:ならSUNフェスの様子 2

リプルンふくしま

ここでは、特定廃棄物の埋立処分事業について学びました。厳重なその手続きに、極めて安全性が高いと感じましたが、それでも処分場施設へ不安を覚える方々がいらっしゃることについては、「自分の家の庭に、汚染物があるようなものだからだ」と施設の方は仰っていました。その言葉を受け、私は原発に対する理解を深めるだけでなく、私たちとの暮らしの中での原発の在り方を、具体的に考えていく必要があると感じました。

写真:ならSUNフェスの様子 3

まとめ

これらの場所に訪れて感じた事は、「復興に対する熱い思い」と「町民の人々の温かい心」そして「放射線に対する理解不足」でした。8年前甚大な被害によって、現在も離郷を余儀なくされている人がいます。この問題に私たちは迅速に取り組まなければなりません。しかしその地域に訪れ、知ることも復興の手助けになることを今回、身をもって知りました。無知がゆえに持っていた放射線に対する偏見をなくすこと、町民の努力を知り関わりを持つことは地域を活性化に繋がります。この寒い季節でも町の温かさを感じる富岡町、ぜひこの地に訪れ人や自然と触れ合い、熱を感じてほしいと思います。

写真:ならSUNフェスの様子 4

写真:ならSUNフェスの様子 5

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