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ボランティア体験レポート [楢葉町]

福島ボランティアレポート

ボランティアメンバーとの集合写真

こんにちは、桜美林大学の根本と岩波です。
環境省の地域活性化支援ボランティアで稲刈りを行うということで、初めて福島を訪れましたが、たくさんの経験をさせていただくことができました。

初めて楢葉町の海の周辺を見た時、目の前に津波の被害により更地が広がっているのを見ました。今まで具体的にどんな被害を福島が受けていたか知らなかったのですが、数年の月日が経ち、まだ復興には届いていないという現実を目の当たりにしました。楢葉町は震災の4年後の2015年まで福島第一原発の事故の影響により、避難指示区域となっていました。それから4年経った今でも復興を続けているという現状を今回僕たちは見てきました。

稲刈りをしているときの写真

今回僕たちは福島県楢葉町にボランティアとして参加しました。稲刈りは初めての体験でしたが、とても大変な作業だと感じました。実際に稲を刈った時、鎌を使っての作業でしたが、腰を低くしての作業だったため、色々体を痛めてしまいました。しかし、都会育ちの僕らにとって、稲に触れるという機会が今までなかったので、貴重な経験となりました。少しでも復興の手助けになれたらと思いました。

また、稲刈りの後に楢葉町の方々と交流会がありました。たくさんの料理を振舞ってもらい、たくさんのお話を聞かせていただくことができました。実際に今回のようなボランティアに参加したのは初めてだったので、地元の方々からのお話を聞いて、当時の様子などを知ることができました。その後民泊をしましたが、その際も貴重なお話を聞かせていただくことができました。お話を聞いて、これからは町を元気にしていく、活気を戻していくことが重要だと感じました。

陶芸を体験しているときの写真

二日目は、町の文化体験の一環として陶芸させていただきました。その後、リプルンふくしまにて空間線量率測定の体験をさせていただき、特定廃棄物について学びました。放射線測定の際は現在の楢葉町の放射線量について、具体的にどのような影響があるのかなどを学ぶことができました。2020年3月で東日本大震災から9年です。、福島にはまだ課題もあり、学んだことを多くの人たちに伝えていきたいです。測定の後、特定廃棄物についてもパネル等で説明していただきましたが、徹底した安全管理が行われた中で数年をかけて行われているということを学ぶことが出来ました。

空間線量率測定を体験しているときの写真

私たちは福島のことを何にも知らないで今回ボランティアに参加させていただきましたが、福島の現状について、復興の歩みと未だ残る傷跡についてたくさんのことを学ぶことが出来ました。また稲刈りでは、普段田んぼというものに触れていない都会育ちの私たちにとって作物を育てることの大変さというものを知ることが出来ました。

震災の傷も抱えている福島の地ですが、今回のボランティアの経験や聞いたお話などを多くの人たちに伝え、福島の復興に少しでも役立つくことになればと思います。

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