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ボランティア体験レポート [楢葉町]

ボランティア参加レポート「稲刈り」

東京理科大学からは原、元内、篠原、吉永の4人で参加させていただきました。

前回の田植えに続いた参加で、自分たちが植えた苗がどのような成長しているのか非常に楽しみにしておりました。再び楢葉町のことを知ることのできる良い機会を非常に嬉しく思っております。以下に私たちが体験した一部を記します。

稲刈り体験

私は5月の田植えのボランティア活動に続き2回目の参加となりました。今回は5月に私たちが自分たちの手で植えた稲の稲刈りをさせていただきました。自分たちの植えた稲が穂を付け黄金色に染まった景色は壮観で言葉では表しきれない達成感が得られました。田植えをしてから約5ヶ月もの月日が経ったわけですが、実際に穂がなっているのを見て、その時間の流れを実感することができました。貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。(吉永)

刈り前の田んぼの写真

集会所にて

稲刈りの後、私たちは楢葉町の人々と町の集会所で、交流会をしました。そこで深く感じたことがあります。それは町の人々どうしの結びつきの強さです。今や、都会では薄れていきつつある、伝統文化やそれらに支えられる人どうしのつながりの強さを垣間見た気がします。皆さんの輪の中に迎えていただき、熱く言葉を交わす経験ができたのはとても有意義でとても楽しいことでした。今や「個」というものが重要視される世の中ではありますが、その中で、「集団」というものが上手く作用すると、これほど心地よい空間を作り出すことができるのかということを体感できました。

交流会をしているときの写真

年明けには、鳥小屋という伝統行事があるそうです。私は、伝統というものが生み出すものを感じたい、それに加えて、何より楢葉町の人々にまた会いたいという一心で今後も楢葉町に関わっていこうと思うようになりました。(元内)

民泊と地元の方の温かさ

稲刈りを終えた夜は民泊をさせていただき、今現在の楢葉町のお話、陶芸のお話、東日本大震災当時のお話を聞かせていただきました。長年楢葉町に住まれているからこその熱意のこもったお話を聞くことができ、またもっとも楢葉の方々と近くなる時間でした。民泊であるからこその楢葉の輪のなかに少し入ったような非常に貴重な体験をさせていただいたと感じております。(原)

民泊先のご家族との写真

町の文化体験

今回、町の文化体験として陶芸をしました。私は、何かを作る作業がとても苦手なのですが、町の人たちと交流しながら作業をしていたら、良い作品ができました。今回の体験を通じて町の復興の進み具合を体感しました。復興している町というレッテルではなく、一つの観光地とアピールできる町づくりが進んでいるように思います。ぜひ、一度楢葉町に遊びに来てください。(篠原)

陶芸体験をしているときの写真

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