ふくしまグリーン復興への支援
自然資源活用による復興
「ふくしまグリーン復興構想」は自然環境の保全と調和を図りながら適正な利用により、国内外の交流人口の拡大を目指します。福島県と連携し、自然公園の利用者や各地域のニーズ等の把握に努めながら、3つの柱に沿って本構想の実現に取り組みます。
3つの柱と具体的取組
福島の豊かで多様性のある自然環境と、『ふくしまグリーン復興構想』の策定
福島県には3つの国立公園、1つの国定公園、11の県立自然公園があり、面積は県土の約13%を占めています。こうした公園は、多くの人に親しまれ利用されていましたが、震災の影響により利用者は大きく減少しました。
また、震災の直接的な影響がなかった地域でも、風評により、教育旅行入込数の回復が遅れている状況にあります。近年は、平成23年に「磐梯山ジオパーク」が日本ジオパークに、平成26年に越後三山只見国定公園、只見柳津県立自然公園を含む只見町全域が「只見ユネスコエコパーク」に認定され、自然環境の保護・保全を図りつつ持続可能な形で利活用する取組が進められています。
このような実態や福島県内各地域のニーズを踏まえつつ、2019年4月に福島県と環境省の共同により、ふくしまグリーン復興に関する取組の基本的な方向性を取りまとめた『ふくしまグリーン復興構想』を策定しました。本構想では、自然環境の保全と調和を図りながら適正な利用を促進し、交流人口の拡大を目指しています。
関連記事
-
活動報告
2020年8月27日