廃炉・
ALPS処理水放出の取組
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ着実に進めるためには、新しい施設を建設する場所が必要となり、ALPS処理水を処分し、当該発電所敷地内のタンクを減らすことが不可欠であることから、政府は、2021年4月、安全性の確保と風評対策の徹底を前提に、ALPS処理水を海洋放出する方針を決定しました。
ALPS処理水とは、東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にある放射性物質を含む水について、トリチウム以外の放射性物質を、規制基準を満たすまで浄化処理した水のことです。
トリチウムについても、国の定めた規制基準を十分満たすよう、規制基準の40分の1 (WHO飲料水基準の約7分の1) 未満になるまで、処分する前に海水で大幅に薄めます。
環境省では、ALPS処理水の処分に関する様々な対応のうち、環境中の放射性物質の状況を確認するための海域環境モニタリングの実施を担っています。
経済産業省 資源エネルギー庁
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