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FUKUSHIMA 環境再生の歩み 3

福島のこれから。

「福島イノベーション・コースト構想」や
「福島新エネ社会構想」 など
未来に向けた多くのビジョンが示されています。

復興を超えて、
その先の環境を視野に入れた取組が各所で始まっています。

福島イノベーション・コースト構想

Fukushima Innovation Coast Framework

「福島イノベーション・コースト構想」とは、東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトです。

エネルギー・環境・リサイクル

再生可能エネルギーを核とした産業の育成・集積を図り、地域経済の復興・再生に取り組んでいます。

福島新エネ社会構想

未来を創る新たなエネルギーの先進地へ。福島県全体を、新たなエネルギー社会のモデル創出拠点としエネルギー分野から復興を後押しする。

再エネから水素を「作り」、「貯め・運び」、「使う」、
未来の水素社会実現に向けたモデルを構築

再生可能エネルギーの導入拡大

大熊町のふるさと再興メガソーラー

水素社会実現に向けたモデル構築

再生可能エネルギーを利用した世界最大級の水素製造システム「FH2R」

廃炉

廃炉を進めるため、国内外の英知を結集し、研究開発と人材育成を進めています。

遠隔操作によるロボットシステムを利用した福島第一原発1.2号機の共用排気筒の切断作業

航空宇宙

航空宇宙産業の育成・集積に向けて、参入企業の支援や産業を担う人材育成に取り組んでいます。

ロボット・航空宇宙フェスタでのはやぶさ2実物大模型の展示

ロボット・ドローン

物流やインフラ点検、大規模災害などに対応する陸・海・空のロボット一大研究開発拠点である「福島ロボットテストフィー ルド」を整備し、ロボット産業の集積を図ります。

1人乗りeVTOL“teTra Mk-3”の飛行試験
(テトラ・アビエーション株式会社提供)

農林水産業

ICTやロボット技術等の開発・実証を進めるとともにこれらの技術を取り入れた先進的な農林水産業を全国に先駆けて実施。

複合環境制御施設によるイチゴ栽培

医療関連

高齢化や医療・介護人材の不足が進む中、医療関連産業の集積を図り新規参入を促進しています。

医療関係者向け手術トレーニング用手術室

地域振興・復興の取組

Programs for local revitalization and recovery

地域の魅力発信や復興への取組等を支援し、福島における風評払拭の取組を強化します。

日本酒 帰忘郷

「原発事故後、町民は離れ離れになっても、 常に心に大熊町があり、故郷を忘れずにいる」 の思いを込めて名付けられた日本酒が お披露目されました。来年の販売を目指します。

水素の聖火トーチ

「福島水素エネルギー研究フィールド」で製造した水素を燃料として使用。水素を燃料とした聖火トーチはオリンピック史上初めてで、CO2を排出しない次世代エネルギー「水素」を全世界へ 。

常磐線の開通

「津波による壊滅的な被害を受け、車体撤去から始まった復旧作業。内陸への移動、除染等を経て1本の線路がようやく繋がりました。都心からのアクセスも向上し、交流人口の拡大が期待されます。