震災から10年。福島の今
2011年より取り組んできた
環境再生事業。
環境再生と復興への道は、道半ばですが一歩ずつ、
着実に進んでいます。
環境再生事業の成果
Achievements of the environmental restoration projects
空間線量率の推移(80km圏内マップ)

※空間線量率とは?
ある空間における放射線の量を空間線量といい、これが1時間あたりどれくらい出ているのかを示したものが空間線量率です
除染の効果
宅地では、除染によって放射線量が60%低減し、その後のモニタリング調査では76%まで低減。面的な除染の効果が維持されていることが確認できます。

[実施時期]
除染前測定:2011年11月~2016年11月
除染後測定:2011年12月~2017年11月
事後モニタリング:2014年10月~2018年8月
※宅地、農地、森林、道路の空間線量率の平均値(測定点データの集計)
※宅地には学校、公園、墓地、大型施設を、農地には果樹園を、森林には法面、草地、芝地を含む。
※除染後半年から1年に、除染の効果が維持されているか確認するため、事後モニタリングを実施。
農産物の輸出状況
県産品の価格は回復傾向にあるものの、震災前の水準まで回復していない品目がある。一方、輸出状況は震災前と比較すると増加し、被災地においても営農が徐々に再開。

出典|~ふくしまの現在~「復興・再生のあゆみ 第5版」
観光客入込数の推移
観光客入込数は震災前の98.5%まで回復。教育旅行入込宿泊者数は7割にとどまり、インバウンド等は全国水準の伸びには達していない。
観光客入込数の推移

教育旅行入込 2009(H21)年度を100%とした場合

外国人延べ宿泊者数 2010(H22)年=100%とした場合

出典|~ふくしまの現在~「復興・再生のあゆみ 第5版」
避難区域の状況
避難指示は、段階的に解除。徐々に住民の方々の帰還が可能となり、暮らしの営みが戻ってきています。

※経済産業省の資料をもとに作成

制限区域

標葉郷野馬追祭

道の駅 なみえ

稲刈り
復興・創生 その先へ。
Reconstruction, Recovery, and Beyond
東日本大震災からの復興を成し遂げられるよう、被災地に寄り添いながら前例にとらわれず、果断に復興事業を実施しています。


・福島県の現状等を「知ってもらう」
・福島県産品を「食べてもらう」
・福島県に「来てもらう」
の3つの観点から、TV、ラジオ、SNS、マンガ等、多くの媒体を活用した情報発信を実施しています。

福島県の最新の情報や放射線の基礎について、Q&A形式で学べるポータルサイトを開設しています。

東京オリンピック・パラリンピックの選手村食堂にポスターを掲示し、福島県産をはじめ被災地の安全でおいしい食材が選手村の食事に使用されていることを選手を通じて世界中の人々に知ってもらうことで風評の払拭に努めました。

福島県産の桃は東京大会に参加した選手や監督からも大変好評で、詳細は下記のURLからご覧いただけます。
福島にはおいしいフルーツが数多くありますので、ぜひ来て、見て、味わってください。
* Fukushima Updates
https://fukushima-updates.reconstruction.go.jp/
* Recovery Olympics Portal site
https://www.reconstruction.go.jp/2020portal/
* YouTube
https://www.youtube.com/c/ReconstructionAgency/featured
* Food Test
https://fukumegu.org/ok/contentsV2/